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上高地閉山式

上高地の1年を締めくくるイベント。シーズン中の自然の恵みに感謝する、けっこう厳粛なイベントです。1年の締めくくりにふさわしく、会場は上高地のシンボル、河童橋。

4月の「上高地開山祭」が、「祭」の名のとおり獅子舞などが出て華やかなのと比べて、上高地閉山式は「式典」という感じ。まず、橋のたもとで穂高神社の神主さんによる神事が行われて、橋の上からお神酒をまきます。そのあと、参加者に樽酒がふるまわれる、という流れ。全部で30分くらいの短い行事です。開山祭だと、これからシーズンが始まる!というワクワク感があって盛り上がりますが、閉山式の場合「ケジメをつける」というノリで、あっさりしているのもうなずけます。

上高地閉山式のころは、もう紅葉も終わって観光客はほとんどいません。年によっては小雪が舞ったりして、まさに「これから冬に突入する」ということを思い知らされます。閉山式の日を最後に、宿もバスも営業終了。観光客やハイカーだけでなく、宿の従業員など関係者にとっても意義深いイベントです。

紅葉も終わったこの時期に上高地に行くと、観光客のいないひっそりした上高地を楽しむことができます。花や紅葉などは見られないですし、寒さも厳しい時期ですが、この「人のいない上高地」を味わうのも兼ねて、上高地閉山式にあわせて上高地を訪れるファンもいるようです。

日時:11月15日 11時30分~
会場:河童橋
アクセス:上高地バスターミナルから5分

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